水彩画家 東富有 水彩画でりんごを描く
一つ一つのりんごを丁寧に描く。HOLBEINの6色と一本の筆で、精彩なりんごの明暗や反射の様々な微妙な色を出す。とりわけりんごのつるっとした表面をりんご同士の反射や壁、地面の反射で美しく表現している。
※6色については(オペラ、ビリジャン、レモンイエロー、ウルトラマリンライト、バーントアンバー、マンガニーズブルーノーバ)を使用しています。
今回の作品から、改めてりんごの難しさを感じた。りんごの固有色を守りながら、湿画法や乾画法をうまく使い、多くの反射を表現するには、混色の豊富さや水の乾き具合をうまく判断する必要がある。
りんごは健康を維持する上で栄養価の高い果実であり、師匠も普段より、りんごからエネルギーをもらっている。その師匠が水彩画で描く一つ一つのりんごは赤く、ずっしりと重みがあり、命を宿しているようである。
私はこの作品の過程を拝見し、もう一度りんごに挑戦し、みずみずしいりんごを描きたいと思った。
『賜物』F6号 作品/東富有 文/東有達
その他、りんごの描き方について水彩画家AZUMAsの公式Youtubeで紹介しています。
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水彩画家 東富有(父)を師匠とし、兄妹3人(東有達、東俊達、東達美)は小さい頃から絵を描き、新潟や佐渡の風景を中心に制作をし、2016年から新潟三越で親子展を開催、全国各地のギャラリーや展示会で作品を発表しています。
水彩画家 AZUMAs