水彩画家 東有達「描く手順の重要性」
水彩画は一瞬間で表現するということは皆さん、ご存知だと思います。
描いたら描き直すことが出来ず、自然のぼかしやにじみによって、思いがけない表現ができるかもしれません。
しかし、それは時折偶然であって、自分の技量なのか疑ってしまうことがありませんか。
特に湿画法で描く場合は水を張って、乾くまでの時間が描く時間であると限られた時間内で描く必要がありますね。
その時に、事前に描く順番を頭の中でイメージすることによって、その場その場で、考えて制作することによる時間ロスを節約することができるのです。
そうなると、表現したいことが迷わず的確に描写できると思います。
まずは頭の中で整理して、描く手順をイメージしてみましょう。
（作品/文 水彩画家 東 有達）
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水彩画家 東富有（父）を師匠とし、兄妹３人（東有達、東俊達、東達美）は小さい頃から絵を描き、新潟や佐渡の風景を中心に制作をし、2016年から新潟三越で親子展を開催、全国各地のギャラリーや展示会で作品を発表しています。
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